キイロなる低血圧

《30代の処女、ここにいますけど何か?》

歯の矯正貯金 2(軌道修正、出来ず)

前回の続きです。



振り返ってみると、わたしの20代後半はバブリー全盛期でした(笑)



なんとか正社員として滑り込んで転職へ。(人手が足りなかったから入れたようなものです。)ボーナスや残業手当、誕生日手当、プール金、ガッポガッポ通帳に入ってくる。




働いていた職場は、病院系列の老人介護事業で安定していたこともあって、だいぶ羽振りが良かったんだと思います。



それこそ、だいぶこの時期にお金も貯めれました。

わたしの未来は明るい!なんて目を輝かせながら、欲しかったものが手に入る喜びにどっぷり浸かっていました。

寝具を買ったり、免許をとりに通ったり、中古だけど車を買ったり、習い事に入ってみたり、やりもしない教材セット買ったり、肌に合わないコスメ品を買ったり、失敗した買い物も多々ありますけどね。



今まで、お金がなくてはじめから諦めていたこと。


それが、たくさん出来た時期でもあります。



でも、そんな夢の世界は長くは続きませんでした。



通帳の給料という印字が増えていくにつれて、わたしは次第に元気を失くしていきました。


お給料が貰えて嬉しい、だけど職場には行きたくない


という、思考回路が完全に定着されていました。この頃からは、この思考回路をどうにかしたいと思ってカウンセリングにも通うようになっていきました。

とにかく職場にいる時間が緊張と苦痛と不安の嵐です。職場のことを考えただけで怖いといった気持ちがわいてしまい、オンオフの切り替えが困難になってゆき、それを一時的に忘れたいがために暴飲暴食をする日々。





そして、わたしのバブリー全盛期が終わりかけの頃になると


わたしの世界は、あんなに色鮮やかにキラキラとうつっていたわたしの世界は、



暗く重い、モノクロ世界になっていたのでした・・・。






って、全然、歯の話に行き着いてない、、


ついついあの頃の苦しさを思い返してしまった。





まとめるならば、歯の貯金はわたしの全力を絞りきって得たようなもの、身を削ったお金なのです。


続く(次回は、次回こそは歯の診断詳細へ)