キイロなる低血圧

《30代の処女、ここにいますけど何か?》

いろいろ痛いね

 

父と母は、無意味な言い争いばかり。

 

特に、父は母に本当に酷いことを言っている。

 

差別的な用語も、平気で母に言い放つ。(書く気力にもなれない、酷い言葉。)

 

 

 

 

ずっと父はそうだった。

 

 

自分が思うようにいかないと、烈火のごとく怒り出す時がある。その威圧的な態度で、家族を黙らせる方法しか知らないのだ。

 

いや、家族だけじゃない。店員さんにも普通に怒り出すし、車ですれ違い様に暴言はくし、もはやクレーマーおじさんなのかもしれない。父の車に乗ってると、相手が悪かったら逆ギレされて変な事件に巻き込まれるんじゃないかと、いつもドキドキハラハラしていたのを思い出す。(すぐにでも、その場から離れたかった…)

 

 

昔のよりは、物投げや怒鳴ることも減ったしだいぶ丸くはなったんだろう。だけど、やっぱりわたしは父を心から好きにはなれてないと思う。

 

手を上げることもほぼ無かったし、お酒で暴れたりせず、ギャンブルに狂うこともなく、女たらしでもなく、一生懸命毎日働いてお金をかけて不自由なく育ててくれたこと、それは感謝したいし、感謝しないといけないと思う。

 

 

 

 

だけど、やっぱり好きにはなれないんだよね。ごめん、父よ。

 

 

 

昔の父は、だいたい日々の仕事に疲れきっていて、くたびれた靴下みたいなシワを眉間に寄せて、睨みつけるかのようにテレビをみていたなぁ。それをみながら、夕飯を食べるのが重苦しかった。母も母で、父を怒らせないようにヒヤヒヤしてる感じがさらにはりつめた気持ちを増すようだった。

 

今は父は仕事も離れ、ずっとゆったりしている。今まで頑張ってきた分らゆっくりしてほしいけど、ずっと家に父がいるから、母が気晴らしが出来なくて可哀想に思ってしまう。

 

父には悪いけど、わたしは、母の味方なんだと思う。わたしも、大人になって、強気になって、反論もするようになって、母をかばうような発言を何度もするようになって、父は自分の味方がいないと感じ、さらにひねくれてしまう時があるんだけど、父の身勝手さには、許したくても許したくないんよ。

 

 

 

 

今日の夕飯だってそう。

 

母が、父に何度もそば作ろうか?って聞いてたんだけど、父は食べる気がしないの一点張り。(たぶん、この時点ですでに父はへそを曲げている。)

 

わたしは、自分で野菜スープ作ったり、母が作ってくれたそばを食べながら、テレビをみていたんだけど

父が、急に俺には何にも飯を作ってくれないから、カップラーメンでも作って食べるかと、言い出す。

母は作ろうか?って言ったじゃないと答えるも、ひねくれ出した父の耳には何も届かず。

 

カップラーメンを作り、居間に戻ってきたところで母がやっていたクロスワードを取り上げ「こんなもんっっ、さっきから会話に入れっていってるだろう?!」投げ出す。

(…うざい、うざすぎる。)

 

わたしは、その光景に嫌気がして早々立ち上がろうとしかけたら、左足の指をグキッていって負傷する。わたしもわたしで、お父さんが投げてびっくりさせるからじゃんっ!て言う。(笑)

 

 

(この数分前の話)

母は、最近クロスワードにはまっていて(唯一の趣味みたいなもの)それをやっていたんだけど、そんなのばっかりみてないで会話に入れ(?)と訳のわからんかまってちゃん発言を父が言い出す。

 

母も昔よりは強気になってきたので、気にせずクロスワードを続けながら、父に、あんたは漢字でも練習しな(地雷かな?)と言い放つ。

 

お前に言われたくない。お前にはだけは指図されたくないっと言って、自分がやりたくなったら自由にやるんだよ!って言い出す。まぁ、この時にはだいぶキレ出してたな。

 

 

 

たださ、会話に入れって意味もよくわかんないし、(そんな会話してない)、別にクロスワードしてよくない?って思うんだよね。

 

父は趣味でちょっとした運動クラブに通ってるんだし(最近は腰が痛いようであんまり行ってない様子だけど)、母だって好きなように趣味を楽しませる心の器がないのかよって、わたしは思っちゃいだよね。

 

自由やるって言う前に、母にだって、もっと自由にさせてあげたって、バチ当たらないよって思う。

 

だいたい、仕事も辞めたんだから、母を召し使いみたいく扱わずに、自分で出来ることを少しでもすればいいんだよ。

 

 

お互い無意味な言い争い。

感謝を忘れちゃったんだろうな。