自分の価値は自分で決める!
4日連続お休みの初日、
【ショーシャンクの空に】を観賞。
ネタバレもあるので、気になる方はまずはまっさらな状態で映画を観ることをおすすめします(笑)
~では、内容をザックリ~
刑務所内を中心としたヒューマン映画だ。刑務所と言えば、「絶対的服従の世界」。映画では、はじめに色濃くそれを描写している。
そんな中で、アンディは殺人の罪で牢獄へ。
心身ともに過酷で疲弊してしまいそうな刑務所生活の中に、何を見出だせるのかー。
わたしが思うに、このお話は
刑務所内だけのお話じゃないってこと。
話が進むにつれて、アンディは心の豊かさを広げてゆくために、刑務所内を少しずつだけど変えてゆくことになる。
普通だったら絶対に無理だろうと思って諦めていたり、考えもしなかったことをいくつもやってのけてしまうのだ。
たとえ苦しい中でも、それを見いだす心の豊かさが快感だった。
世の中で、なかなかアンディみたいな人に触れ合ったためしがない。
ただ、真の主人公はレッドだと思っている。レッドは刑務所内の古株で多くの仲間もいる人物なのだが、実はアンディとは真逆の考え方を持っていたのだったー。
どんな場所にだって
「絶望と希望」
はいつも足元に転がっている。
あとは、下記の言葉が何度が劇中で出てきたのも印象的だった。
「全力で死ぬのか、全力で生きるのか」(確かこんなセリフだった。)
自ら命をたつ人もいて、ショッキングな部分もあったけど
たとえ釈放されたとしても…
居場所を見いだせなければ、刑務所の牢獄にいるようなもの。
と映像を通して伝えたい気持ちが感じられた。
ちなみに、二通りの釈放シーンがあるので、それの違いをチェックするのも、作製者側の想いを感じられるかもしれない。
誰からから決められた価値で生きるなら、きっとダラダラと毎日を同じように漠然と生きる務所内と一緒であるのではないか?
あなたの希望、見つけてみないか?
そんな風に言ってくれたような映画だった。