キイロなる低血圧

《30代の処女、ここにいますけど何か?》

抽象的な、女の子の日記

今週のお題「やる気が出ない」



せんせい、あのね。



この頃は、ありさんを見つめていることが多くなりました。



ありさんは、いつもせっせと歩き回っています。ちょっと目を離すと、さっきまで見ていたありさんは、もう遠くの場所まで移動してます。

ありさんたちの探し物が、はやく見つかりますように。




家のお勉強机には、ほこりがたまってきてしまいました。先生、ごめんなさい。あんなに「お勉強が楽しい」と言って、「わたしにも新しい係りをやらせてください」と言っていたりしていたのに。


今じゃもう、少しだけ学校に行きたくありません。


学校では、クラスに苦手な子がいます。国語の時間に、わたしが答えを考えたりして書いていたりすると、「そのやり方は違うよ」注意しにきたりして、そのたびに、ちょっとずつ元気がなくなるのです。


算数の時間なら、解き方には型があり決まったやり方があるかとは思います。算数の時間は嫌いだけど、算数の時間なら、まだ注意されても仕方ないとは思います。



ただ、国語の時間には、わたしはわたしの答えを導き出してみたいと思うのです。

わたしは国語の時間が好きです。だって、色んな答え方があるから。先生は、こうゆう考え方もあるよね!!と言って、丸をつけてくれました。それが、とても嬉しかったんです。

方程式なんてない、自分らしさが見えてきた気がしたのです。


わたしはわたしのままでいいのか、その気持ちが強くなり、ネットで調べたら自己肯定感と出ました。


相手の感情に敏感に反応してしまうのも調べたら、HSPとも出ました。チェックリストには、当てはまることも沢山ありました。


ネットだから、よくわからないけれど、5人に1人は同じように悩んでいると知りました。


そのままでいいよ…

いつもありがとう…

疲れたよね…

えらいね…

頑張っているよ…





自分に向かって、話しかけてみました。


ほんの少しだけど、安心しました。






学校には休まず行きたいとは思ってます。一度休んでしまったら、ズルズルと休んでしまいそうだから。



【学校は大変なところ。辛くて当たり前。みんな、それでもやっている。】これは、お父さんが口酸っぱく言っていた呪文です。絶対にかからないようにします。



だけど、わたしは違うと思います。学校は辛いところでもないし、大変なところでもないと信じてます。





『楽しさを自分なりに見つけていくところ』

それが、わたしにとって、ようやく導き出した学校の答えです。


わたしは不器用だから、自分に嘘がつけないのです。そうじゃなきゃ、続かないんです。



転勤場所から、応援していてくれますように。