キイロなる低血圧

《30代の処女、ここにいますけど何か?》

こんなイメージ

ともに歩んでいきたいと思っています。




色んな人が居ていい!




あなたのできることや良さを沢山ノートに書き出してみなよ!?










来てくれて本当に嬉しかったです。










長い冬眠からさめた気持ちがした。













今まで




わたしは誰かの期待にそわなきゃと、必死だったのかもしれない。

そして、それがとてつもなく息苦しかった。











誰かにあきれられないように。


誰かに嫌われないように。


誰かにガッカリされないように。


誰かに怒られないように。






誰かに…誰かに…で、結局わたしは他人の人生をおくりかけていた。



わたしの人生は、わたしの人生なのに。



わたしは、わたしらしくいきたい。





病院も同じようなもの。

病院へ行っても何もスッキリしなかった。何の解決にもならなかった。むなしさだけが残った。









わたしは働きたいのだ。




けどうまくいかくて、ふらついて、前が見えなくなってきて、それでもどうにか踏ん張って、だけど小さな石に足をとられて、今までだって何度も何度も地べたに転んでしまっていた。


みんなはどんどん遠くへ消えて行く、わたしはまたふりだしに戻る。


どうした?!考えが甘いんだよ!!本当は働きたいんだろう?!そんな風に遠くから大声で声をかけるひともいたけれど、それは口だけだった。結局、立ち上がったらより足場の悪い場所へと向かわれて、重たいリュックも背負いながらになってしまった。もう嫌だだと崩れ倒れ、自分の弱さを嘆きながら、わたしはリュックを川へ投げ捨て地べたに横たわった。





今回もほんの小さな石っころに躓いて、地べたに思いっきりすっ転び、立ち上がれる気力もなくただうずくまっていた。



わたしはまたふりだし。

また一から再スタートかぁ…。

先が見えない、霧のなか。





みんなは目的地に向かって、遠い彼方へ消えてしまうんだろうな。


そんな風に思っていた。






だけど、違っていた。



そんなわたしをずっと、横で見守っていてくれたひとがいた。



少し休んだら、
一緒に歩いてみない?
困ったことがあるなら、何でもいいから吐き出してみようよ。



と優しく手をさしのべてくれた。




そのあたたかさを信じることにした。わたしは自分でもよくわからないような根本にある弱さを吐き出してみた。


わたしは…本当のわたしは…、躓きやすいんです…。そう見せないようにしてるだけで、いつもバランスをどうにか保ちながら歩いてるだけなんです…と言った。


そしたら、

それはあなただけの問題じゃないっと言って、躓きやすいならば石ころをどかしてあげるからっと言ってくれた。言葉通り、早々にわたしの悩みを少なくしてくれた。あなたの良さをわたしは知っているよ。あなたの今までおったの苦しみが、いつか少なくなるといいねと言いながら膝についた砂を振り払ってくれた。



あきれることなく、しっかりと真剣に向き合ってくれている。






人としてこの人は好きだと心から思った。



そしたら、何だかやる気までみるみるとみなぎってきた。




そうだ、等身大でやってみよう




そう思えたときに、わたしの背負っていたリュックはストンと消えて、少し身軽になった気分がした。



そして再び、希望を持ちながら歩き出した。






歩き出してみたら、近場で待ってくれていたひともいたりして、霧で見えなくなっていたけど、実は恵まれた環境だったのだ。





わたしは思う。

やりたいことを探すのも大切だけど、それと同じくらいどんな想いを持ったひとたちにかこまれて過ごしたいか、


それが重要だったと言うことを。




素敵なひとと出逢うと、こんなにも元気や勇気がわくなんて知らなかった。



よい意味でもっと自分を成長させたいと思えている。こんな気持ちになれている自分に会えて嬉しかった。






ひとで傷つくなら、

また救ってくれるのもひとなのかもね