気づかないだけ、だけど仲間
見えない刃に傷ついて、身体が休ませてって言っている。
家族のような近い距離でもなく、街中ですれ違う遠い距離でもなく、毎日ある程度話さなきゃいけなくて…ある程度同じ流れで過ごすような中間的な距離が一番面倒くさい。
中間的な距離との、当たり障りない交流が一番苦痛。
誰かにとっての普通は、
別の誰かにとっての普通じゃない。
真っ暗の部屋でうつ伏せになりながら、明日のことを考えないように目をつぶる。ラジオは、ここずっと東京FMにしている。無音だと寂しくなる。
今まで誰かに相談しても何も変わらなかった。
答えなんて、だいたい一緒。
(気にしすぎだよ~)
(考えすぎだってば~)
(真面目だね~)
(切りかえしないと~)
(デリケートなんだね~)
(飲み行けば忘れるよ~)
それが出来たら悩んでない。
うまくいかないから、悩み続けてるんだろう?
次第に、人に悩みを言うのが恥ずかしいと思うようになった。
簡単に片付けられることが、わたしには処理出来ない。バカな人間なのかもしれない。いやバカな人間なんだっ。
なにかあったら話して下さいって
たまにいう人いるじゃん?!
嬉しいよ。嬉しいけどさ、
話したら、呆れませんか?
良かれと思ってかもしれないんだけど(気にしすぎ)や(考えてすぎ)という言葉たちって……正直、普通にへこむんだよねぇ。(´・ω・`)
ここで、ちょっと繊細そうだなって人へ声かけするときのポイントなのだけど、、
《苦しかったね~、毎日大変だったんじゃない?》
みたいなシンプルな感じが安心する。【気持ちにフォーカスする】それだけで何だかわかってもらえた!ってホッとするから。ようはね、答えが欲しいとは限らないのだ!!
まぁ話はそれましたが………
傷つくのがもうイヤで、上辺で話すのにもだいぶなれてきた。
上辺で笑って
でうなずいて
わたしの気持ちはどこへやら。批判されたり、変だと思われるのを恐れて、自分の意見なんて言えやしない。
当たり障りのない人間になる。それが使命なのだと思いながら。
言葉と表情はなるべく、自然に。
だけど日々無駄な気を使って、
ボロボロのクタクタ状態の完成。
時間は残酷に
明日はすぐにやってくる。
怖い…ただ、不安。
わたしはちゃんと働けるのだろうか?
がんばらなければ、がんばらなければ、がんばらなければいけない。
仕事をしたいけど、お金がほしいけど
人の期待にこたえられるような、そんな出来た人間なんかじゃない!
やめて、評価しないで!
やめて、噂なんかききたくない!
やめて、怒られると怒りたくなるから!
やめて、別にほめなくていい!
やめて、もう期待しないで!!!
周りの視線も窮屈に思えてしまい、人付き合いが億劫になる。
職場にいると、
話すのもご飯を食べるのも字を書くのも
何だか緊張してしまうんだよ。
その緊張を隠すのも、とにかく必死だったりするんだよ。
おかしいと思われないように、必死でがんばっているんだよ。
見えないがんばりが沢山ありすぎて、きっと疲れちゃうんだろうなぁ
どこにいるか、分からないけれど
わたしはそんな人たちの仲間だよ。
おまけ(笑)